体重計は必要なんだろうか？

先日体重計が壊れた。3000円くらいで5年くらい前に買った、体重と体脂肪率をなんとなーく測れるもの。私はそれをメルカリで買ったのだが、よく見るとそれはビックカメラかヨドバシかなんかを使った無在庫転売で、「こ、こういうのがあるのか！」と初めて知ってなんか損したというかなんか量販店に悪いことした気になった思い出の一品であった。

壊れてしまったので新しい体重計を買おうと思った。私はFitbitを使っていて、Fitbitとの連携（測ったら自動で体重がアプリに記録されるようなやつ）がよさそう。などなどいろいろ考えて調べていたのだが、ふと、体重計……必要か？という疑問にぶち当たった。

私はずっとふわっと「やせたい（もう少しだけ体重を減らしたい）」という気持ちを持っており、時々その気持ちが加速したときに体重計が活躍している。しかしこの4年間くらい、体重はいったりきたりで、「なりたい」と思っている体重には近づかない。「最近ちょっとやばいかも」は体重計ではなく外見の感じで見てとれ、外見で確認する→体重計を見て認識する、という流れで気づく。そして「やばいかも」を脱するのに体重計は活躍するが、そこからさらに「なりたい」のところには行くことなく私が飽きている。

ということはつまり「最近ちょっとやばいかも（外見で判断）」で節制を開始し、外見的に不安がなくなれば体重計は必要ないのではないか？　どうしても測りたければ銭湯とか温泉とかに行った際に測ればいいのでは？

そんなこんなをうだうだ考え出して体重計をまだ買い替えていない。2ヶ月くらい体重計なしで暮らしており、つまり現時点の自分には必要ないのではモードに傾きつつある。

そうは言いつつ、これまでの人生的にツボにぴったり来るプロダクトを見つけたらすぐ買っちゃうはずなので、ツボにハマるやつ待ちなのかもしれない。