アオヤギさんたら読まずに食べた

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腹と肉

せっせとFitbitのリングを回すことに精を出しているが、昨日の夜ふと腹の肉をつかんでデカい声を挙げてしまった。肉が! なんか! めっちゃやわらかくなっている!

もともとぼーっとしているときに腹太鼓を鳴らしたり、ストレスとを感じたときに腹の肉を揉んだりするのが日常ではある。しかし昨日の夜の腹肉はextraordinaryな柔らかさだった。一昨日までと明らかに違う。

夫は私の減量への気概を生暖かい目で放置している。そんな夫に「この腹肉をどう思うか?」と聞いたところ、「これはすごい」という感想をもらった。私はこれまでこの腹は筋肉と脂肪で構成されていると信じていたのだが、そう思っていた部位のほとんどが脂肪であるという確信がもてる柔らかさとつかめっぷり。ショックを超えてなんかじ〜んとした。

こんなに柔らかくなっちゃって…どうしたいんだ? 私の腹肉は…と思い、Googleで検索をしまくった。検索履歴を見返すと「腹肉」「腹肉 柔らかい」「柔らかい脂肪 落ちる」「固い脂肪 柔らかい脂肪 違い」といったワードが並ぶ。腹肉の柔らかさに衝撃を受けてまずググり、柔らかい腹肉とは(皮下)脂肪であると実感し、ということはこれまでの柔らかくない腹肉は固い脂肪だったってコト? となり、固い脂肪と柔らかい脂肪の違いをググった…ということがワードの遍歴でわかる。

柔らかい脂肪が何を意味しているのかはGoogleの検索結果ではわからない。最近のGoogle検索は、主要なワードに対してサイトに飛ばずとも答えを出すようにしているが、そこの記載が合っているかどうかは判断できない(特にヘルスケア関連ではこの「答え」は怪しい)。GoogleのUI上では、「柔らかい脂肪は(固い脂肪と比べて)痩せやすくなっている」というような内容がある。むくみがとれてつまみやすくなり、そういう脂肪は落ちやすいという説。一方で違うサイトでは、脂肪細胞が減ってきて皮膚がのびたのだと書く。肉を減らしたい人間が信じるのは前者のほうだろうなあと私は思う。

腹の肉は今日もじゅうぶんやわらかい。

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