アオヤギさんたら読まずに食べた

暮らし、エンタメ、金、自己啓発、ときどき旅

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]アニメビジュアルガイド』一部担当しました

ufotable制作のアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」のビジュアルガイドの一部記事を担当しました。主にストーリー解説ページをやっております。 表紙はセイバーとアーチャー(裏は士郎と凛)。このふたりだけが出ている版権絵は意外とレアか…

『タモリと戦後ニッポン』近藤正高さんにインタビューしました

『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)の著者、近藤正高さんにインタビューしました! www.sbbit.jp 『タモリと戦後ニッポン』は、タレント・タモリについて深く掘り下げただけではなくて、タモリを通して戦後史(特に戦後カルチャー史)を見ていくよ…

「JKは読者にウケる」「JKはバカでエロい」をクリシェで伝える、京都大学フリーマガジン「チョベタ」JK特集

京都大学のフリーマガジン「Chot★Better」(通称チョベタ)。2015年の秋号の特集は「JK」。 2週間ほど前、このフリマガが話題になっていた。フリマガについて触れた画像付きツイートが1万リツイート以上拡散され、大手まとめサイトなども取り上げたからだ。 …

「まとめサイト風」ポイントサイト誘導広告記事の謎(※追記あり)

最近「Fate/Grand Order」や「アイドリッシュセブン」などのスマホアプリをポチポチ進めている。雑談などを見たくてまとめサイトを見ることがある。そこで、いつも気になるページがある。 こういうやつ。 こういう感じの記事、よく見かけませんか? よく行く…

「DK心変わりの理論/アリアリ理論」と「セックストリガー」から見る、悲しきペニス力

「女は好きな男とセックスするのではない。セックスした男を好きになる」 水野敬也さんの名作男性向けモテ指南本『LOVE理論』(2007/新装版2013)には、このような文章が書いてある。「DK心変わりの理論/アリアリ理論」の項である。 LOVE理論 作者: 水野敬…

「恋愛」を教えてくれたのは、いつだって二次創作小説だった

1990年生まれのオタク女である私が初めて「恋愛」というものを知ったきっかけは、おそらく「りぼん」や「なかよし」「ちゃお」などの少女漫画だった。 字がじゅうぶんに読めないながらも毎月楽しんで読んでいたし、アニメもよく見ていた。保育園のときは誰に…

時代が違ったら国をひとつ滅ぼしていたアイドル・西野七瀬について

乃木坂46のアイドル・西野七瀬が恐ろしい。 西野七瀬ファースト写真集『普段着』 作者: 西野七瀬,藤代冥砂 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/02/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 乃木坂のPVはデザイン誌で特集が組まれるくらい…

月村了衛ハーフムーントークセッション@三省堂神保町本店

10月2日に行われた月村了衛先生のハーフムーントークセッションに行ってきました! 『影の中の影』発売記念! 影の中の影 作者: 月村了衛 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/09/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 当日の月村先生はゆるめ…

「アンチフェミニスト」とはいったいどんな人なのか

今現在、もっとも草の根的なフェミニズム/アンチフェミニズム議論(のようなもの)が盛んにおこなわれている場所はおそらくツイッターだ。Togetterには定期的にフェミニズムに関するまとめが並ぶ。 以前、知人の40代男性と「最近面白かったTogetterまとめ」…

鳳学園を卒業できなかった「少女革命ウテナ」としての「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」

「キングスマン」を見た。非常に徳の低いイギリス映画で楽しかった。徳の低いイギリス映画といえば連想するのはエドガー・ライトとサイモン・ペグとニック・フロストが大暴れする「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」「ワールズ・エンド」三部…

きっと何者にもなれないお前たちに告げる。はてな匿名ダイアリーに投稿するのだ

朝井リョウ『何者』を今更読んだ。 何者 (新潮文庫) 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/06/26 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 『何者』は、就職活動をめぐって、大学生たちの自意識や自己愛がこじれたりねじれたり…