アオヤギさんたら読まずに食べた

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5日目 「ナイルに死す」を探しに散歩

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今日は姉が仕事デーなので私も頑張って仕事をするデー。締切が迫っている仕事を進める。
基本家にいるので、エジプト初日にスーパーで買い出したものや、先日デリバリーしたものの残り、冷蔵庫の中の野菜をもぐもぐと食べていく。観光弾丸旅行だと全食事にテーマというか目的がはっきりしてほしいが(たとえば国内旅行先で一食をマクドナルドなどで消費したくないという意味合い)、いまはちょっとゆったりめなのでこういうぐだぐだした食事を楽しめていい。アラサーの胃袋的にも毎食全開にしているとダウンしてしまうのでこれくらいでいいな。

ライスプディング。優しい味だった

ヨーグルトドリンク。ヨーグルト感が強く、もったりしていてうまい


16時頃仕事を終えた姉が私のところに来てくれて一緒に散歩。このブログを読んだらしく「姉日記になってない?大丈夫?撮れ高平気?」と心配してくれた。甥はエジプトのインターに通っていて、英語・アラビア語・フランス語などを習っている(※家で使っているのは日本語なので現時点での母語は日本語)。たぶん喋りは甥と同じくらいのレベルなので、しばらく英語でおしゃべりして楽しかった。

甥は犬より猫が好き

 

たびたび書いているがいまのエジプトはラマダン期間中。ラマダンでは日の出から日の入りまで食事をとらない(敬虔な人は水も飲まない)。観光客はイスラム教徒ではないのでそれを守らなくてもいいが、日中堂々と飲食するのはちょっと気をつけてね、と言われる。またエジプト料理のレストラン・カフェは日中閉まっていたり、働いている人がラマダン中なので空腹でイライラしていることがある、らしい。その代わり日没後の食事(イフタール)は豪勢で、かつ日没後から深夜まで遊んでいる。
いまの日没時間は18:10くらい。日没になるとお祈りが流れ始めて、みんなご飯を食べ始める。この食事に向けて1日が構成されているため、日没前後は店が一時的に閉まるし、タクシーも捕まりづらい(逆に道はすごく空く)。

 

「ナイルに死す」のアラビア語版がほしくて、歩いていける書店へ。ただ夕方の時間にド被りしてしまったため、いったん撤退。20時頃また行ったらオープンしていたが、アガサ・クリスティは売り切れで英語版ならあるよとのこと。残念、撤退する。道中どこかで巡り会えるといいのだが。むずいかもな。

書店

布団の上でゴロゴロしていたら突然TL的小説が読みたくなった。(このあとにエジプトの話はありませんのでブラウザバックしてもらって大丈夫です!)
小津カオル「荘園経営に夢中なので花嫁候補からは除外してください(上下)」は、内政(農業)チート系・転生系の要素をもつ女性向け小説(エッチな要素はない)。ヒーローが主人公に惹かれていく理由がわかる。一方、主人公は前世で愛してくれる夫がいて、一緒に幸せになりたかったのに先に死んでしまい、気持ちとしては前世の夫を愛している、という、女性向け小説の中では珍しめの要素があって、これがどういう働きをするのかな?とわくわく読んでいたら、ちょっと未消化の感じで終わった。気になってなろう版となろう感想掲示板を見に行ったら、作者さんも消化しきれなかったと述べていて、わかるな〜むずかしいな〜と思った。

 

戸瀬つぐみ「堅物後見人のせいで今日も悪女は純情を捨てられない」はめちゃくちゃエッチでよかった。主人公にある「秘密」があり、その秘密の設定がめちゃくちゃエッチ。そして私のツボである、「ふたりは体の関係を継続的に持っているのだが、いろんな理由で片方はそれを忘却している」という展開でめちゃくちゃエッチでよかった(語彙を失った人)。

 

 


戸瀬つぐみさんの作品を読んだのは初だったので、他既刊で現代ものの「疑似恋愛アパート スパダリ彼氏の優しい嘘」「契約結婚終了のはずが、年上旦那様に溺愛されてます」を続けて読む。特に「疑似恋愛アパート」は、同棲していた彼氏の正体は実は…という、ポインティのYouTubeチャンネルだったらバッドエンドのような設定を、きっちりハッピーエンドにしてくれてよかった。われ、TL小説における「隠し事」が大好きマン。

 

 

 

エジプトでの初役満は数え役満(三麻・銀の間)でした。

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