全人類に言っておきたいことがあるんですけど「身毒丸」再演やるんでほんとに見に行ったほうがいい
「身毒丸」が世田谷パブリックシアターで再演されます。3月16日(木)~3月19日(日)!!これ、行ける環境にある方でしたら絶対に行ったほうがいいです!!マジでオススメ!!!
身毒丸ってなに?
↓公式ページではこのようにあります。
1978円に演劇実験室◎天井棧敷が上演し、話題を呼んだ見世物オペラ『身毒丸』。2015年、演劇実験室◎万有引力がオリジナル台本で再演し、注目を集めた同作を、2年の時を経て再びおおくりします。初演当時、寺山修司とともに共同演出を行っていたJ・A・シーザー渾身の呪術音楽劇にご注目ください。
どれだけすごいかというと
たぶん動画を見ると「あああああ~~~~(脳がとける音)となると思うので動画を貼りますね。
J・A・シーザー 身毒丸 -PERFECT BOX- (限定盤) 予告編
こういう感じです。
こういう感じでもあります。「死ね!死ね!南無阿弥陀仏!」って歌詞最強すぎない?
とにかくビジュアルと音楽の力で殴られ続けるような舞台です。
2015年に見に行ったんですけど
ある日姿を消していたお兄ちゃんが女装姿で現れて童貞食われたらその後の性嗜好が変わってしまうだろうなと思った(身毒丸の感想)
— アオヤギミホコ (@ao8l22) 2015年1月31日
「田園に死す」と「身毒丸」は鏡のような関係になっている。近所に嫁いできた美しい後妻とみにくい自分の母、ある日自分の継母になった美しい女と顔のない死んだ母。そして横軸的に配置されている狂った女。女性というものが妻、母、女になる、それがグラデーションにならないという感覚を感じる
— アオヤギミホコ (@ao8l22) 2015年2月2日
「身毒丸」を見て(全く悪い意味ではなく)「アニメだ…!!!」と大興奮していたんだけど、いまCD-BOX見返していて幾原監督が「シーザーさんの舞台『万有引力』だと、もっと抽象的でしょう」「その意味では、シーザーさんの方がアニメ的かもしれない」といってて「わかる!」となった
— アオヤギミホコ (@ao8l22) 2015年2月2日
「輪るピングドラム」最終回の「音と絵と言葉の力ですべてを押し流していく!!!」という力強すぎる演出は万有引力の舞台の演出と近いものを感じなくもない、「身毒丸」はよくわからないことはあるんだけど音楽とビジュアルと言葉の力で脳内麻薬がドピュドピュ出て「これでOKです!!!」となる
— アオヤギミホコ (@ao8l22) 2015年2月2日
「身毒丸」戯曲でしんとくの最後の台詞がバッと全裸になって継母に抱きつき「地獄!」って叫ぶんだけど私も人生最後の台詞はコレがいいな
— アオヤギミホコ (@ao8l22) 2015年2月25日
見てから1か月くらい身毒丸の話してますね。「母性のディストピア」みたいな要素が好きな人は本当にクラクラするんじゃないかなと。
ソフト化もされていて
されているんですがどうやら物理ソフトのほうは絶版で、CDトラックだけアマゾンプライムで聞けるみたいです。いや音楽も素晴らしいので、それはすごく素敵なことだと思いますが、ぜひビジュアルの暴力を振るわれてほしい。
もうチケットが土日はかなり売り切れているんですが、滑り込みで取れないこともないのでぜひ。私は金土見に行きます…木も行こうかな。。。あと6月には「レミング」もやるみたいなので絶対に行きたいところです。
※追記※「身毒丸」というと藤原竜也主演の「身毒丸」を思い浮かべる方も多かろうと思いますが、藤原竜也の身毒丸は三島由紀夫×蜷川幸雄(たぶん)の身毒丸で、基本のストーリーラインは同じではあるものの、舞台の雰囲気は大きく変わっているんじゃないかなと!(藤原版未見なので言い切れず、すみません)