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アオヤギさんたら読まずに食べた

インターネットで書いたことや考えたことなどをまとめます

痴漢報告を「痴漢自慢かよ」と思っていたころの話

雑記

昨日書いたブログエントリのコメント欄が、まさに「こういうこと言うとこういうこと言われるんだよな~」という縮図になっていた。

「ナンパされた私が悪い」という抑圧 - アオヤギさんたら読まずに食べた

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(↑最初についたブクマコメント)

こんなブログ言及ももらった。

承認欲求満たされオナニー - 後味が悪い話を墓場まで持っていくブログ

前回のエントリは、要約すると、「ナンパされると自罰的な気持ちになるけど、結局のところ悪いのはナンパ師だし、たぶん向こうはそこまで深く考えてないから、自分を責める必要はないのでは?」というもの。

その反応が「自慢では?」「隙があるのは事実」「facebookに書くな」。

最後についてはかなり「なるほど」と思った。前2つは「そういうことを言われがちだけどそうじゃないのでは~~」と思っていたことをそのまま書かれた感じ。特に「自慢では」という反応はすごく面白かった。

 

なぜ自慢に見えるのか?

「なぜ自慢に見えるのか、全然わからない」……と言いたいところだけど、実はわかる。

 

話はちょっとナンパからズレるのだが、小学生~中学生のころ、友人の言う「痴漢されちゃった」は痴漢自慢だと思っていた。「痴漢されるほど可愛い私」だと思ってたのだ(マジで)。

「車両を変えれば?」「電車の時間をズラせばいいじゃん」みたいなことをドヤ顔で言っていた。彼女の返答は「相手はついてくる」だった。

当時は「んなことあるかよ」とか正直思っていたんだけど、今考えると本当だったんだろう。彼女が学校に行く電車は座れないくらいには混んでるけどそこまで人がぎゅうぎゅうってわけじゃないので、探そうと思えば探せる。し、変質者は「そこまでしないだろ」ということをしてくるものなのだ。

あと、「痴漢されちゃった」って話は、「もう最悪!」って顔か、もしくはちょっとヘラヘラした顔でされることが多い。

当時の私は前者には「大変だったね…」と言えたけど、後者に対しては「(なんでヘラヘラしてるんだろ…)」と内心思っていた。自慢したいのかな、とも。

その考えが変わったのは、自分でも本当にどうかと思うけど、痴漢被害に遭ってから、もっというと盗撮被害に遭ってから。

はじめて痴漢被害にあったのは中2のころで、死ぬほど混んでいる中央線の中だった。あまりに混んでいるから最初は「気にしすぎかな」と思っていたけど、距離をおいてもついてくるので、あ~これは痴漢だ!と気づいた。

もちろん「この人痴漢です!」とは言えなかった。

モヤモヤした気持ちを抱えて学校に行った。「本当にあるんだ」「可愛くて派手な子だけに起こるんじゃないんだ」とびっくりして、かっこよくこの人痴漢です~!と宣言できた場合のことを妄想して(※私はよくその時は言えなかったカッコイイフレーズや行動を妄想する)、でも何度繰り返しても言えないよね…と凹み、ぼんやりした嫌な気持ちを扱いかねていた。

誰かに話したいと思った。でも、あんまり重く取られたくはないと思った。その時の私の思考は、「触られたのは5分くらいだし、すごく変なことをされたわけじゃないし、もしかしてもしかしたら勘違いかもしれないし」という感じだった。

その結果、「いや~今日痴漢されちゃった、あっ全然大したことじゃないんだけど、あと勘違いかもしれないんだけど、や~こういうことってあるんだね実際…ビビる~キモいね!」みたいな感じで喋ってたと思う。

たぶんめっちゃヘラヘラしていた。

で、「あ~~~みんながヘラヘラしていた理由ってこれか~~~~~!」と気づいた。なんていうか、大したことないアピールをしようとした結果、ヘラヘラしちゃうんだよね……。

盗撮被害は高校生のときで、警察でのやりとりも含めて、本当に嫌な経験だった。相手は30代半ばくらいのデキそうなサラリーマンで、盗撮に使った携帯の待ち受けには、きれいな奥さんとかわいい赤ちゃんの写真が使われていた(それを見たときが一番具合が悪くなった)。

「魔が差した」と言っていた。経験でしか実感がわかないのは本当に我ながら愚かだけど、そのときに心から「こういうのは外見に関係なく、悪いタイミングが重なってしまうことで起こるんだ」と思った。

(ちなみにこのことは自分の中ではすごく重かったので言えず、でもなんか胸の中に秘めておくのはしんどくて、当時のmixiに「こういうことって実際にあるんだ、すごく嫌な気持ち」みたいな今見ると構ってちゃんみたいな日記を書いた。そしたらクラスのダンス部ギャルめ女子から「大丈夫?もしかして痴漢とか盗撮とか?」って優しい調子のメールが来て、ちょっと泣いた)

それ以降、性を連想させる被害や経験を語っている人がいるときに、「自慢かな」と思うことはない。でも、「自慢かな」と思ってしまう気持ちはわかる。だって自分がそうだったから。

たぶんこのエントリも「痴漢自慢」「盗撮自慢」と思われる。それはもうしょうがないことだ。でもそうじゃないと言わせてほしい。これは自慢じゃない。こんなこと自慢してなにになるの?

 

話はナンパ師の話に戻る。

じゃあ自慢じゃないのに、どうしてそんなナンパ師レポートを書いているのか?

私としては、「最近出会った変な人間レポート」という気持ちで書いている。あと、ナンパ師は一方的なナンパレポートをよくブログに書いているので、逆の立場から書かれたら面白いだろうな~、写真レポをしたいけどそれをやったらもうなんか人としてだめになるよな~と思ってます。

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(↑こんな感じで書いてました)

なぜそれをfacebookに書くのか? Twitterより閉ざされた場で書きたいからなんだけど、まあ確かに嫌な人もいるよね…と思うので、違うとこで書きますね。

なぜシカトしておけばいいのにナンパ師と話をするのか? それは相手がどんな人なのか興味があるから。

ナンパ師のこと好きなんじゃないの? 異性としての好悪ではなく、人間性への興味を「好き」と呼ぶなら、ある意味では好きなのかもしれませんね。

いいから部屋を掃除しろ? はい……。