今度実家に帰ったときにオススメの実家自室掃除、机編です。
前回はこちら。服を捨てよという話だけをしてます。
服を全て捨てたら次は学習机に手を付けましょう。私はこれまで実家自室に学習机不要説を掲げていたのですが、コロナ禍においてちょっと重要度が変わってきたなと考えています。父親母親世代が「リモートワークする用の部屋」を必要としていることがあり、「使われておらず物置になっている子どもの部屋の学習机」というのはかなりポテンシャルがあるということに気付きました。
ちょっと自分の話をしますと、年末年始に手伝った夫の実家部屋掃除は、夫と私側のニーズは「今の家にある本を、実家自室で、それなりに状態のいい形で置きたい(床に山積みとかではないという意味)」でした。一方夫の実家側にもニーズがあり、「父の在宅勤務で机を使いたい」というものでした。私はけっこうリクエストがあると燃えてしまうほうなので、「本も片付けるし机も片付けるぞ!!!」とやる気が出ました。それでこうなったのがこれです(右側には力尽きた夫が座っていました)。
これだけきれいにすれば第三者が使えるポテンシャルを感じますね。こういう空間を作ると実家に住んでいる人からの心象もよくなるように思います。
(※袖机の上に積んである本は今度家に持って帰る本で、本来はここもスッキリしていたほうがいいです。また机の下にあるPCとモニターはホントは捨てたほうがいいのですがこのときは捨てきれなかったので暫定的に置いております)
学習机の掃除の仕方
実家の自室の学習机の中には、基本的に4つのものしか入っていません。(1)勉強道具、(2)思い出の品、(3)筆記用具、(4)なんかよくわからんものです。
学習机掃除の中のものは、乱暴な言い方をすれば全部そのままゴミ袋に捨ててしまってもいいと思っています。しかしそれはあまりにも乱暴なので、「捨てるもの」と「思い出の品」に分類しましょう。
用意するものはゴミ袋と段ボールです。やることは、机から物を引き離すことです。
筆記用具は全部捨てましょう(いるものがあったら持って帰りましょう。実家の引き出しに残していてはいけない)。「受験のときに使っていたシャーペン」などは「筆記用具」カテゴリから「思い出の品」カテゴリに移します。段ボール箱(か、それに準じる箱)を思い出の品ボックスとして使いましょう。
勉強道具(教科書、英語の参考書)なども、机の付属物からカテゴリを変更します。教科書が面白くて残しておきたいと思ったら「本」カテゴリに、ノート類を思い出の品として残しておきたいと思ったら「思い出の品」カテゴリに――と分類を変えていきます。「なんとなく勉強関連だから机に入れておこう」をやめるのです。
思い出の品、手紙とかプリクラとか写真とか日記とか賞状とかは、そのまま思い出ボックスに移すのではなく、全部見ましょう。人によって大事レベルは違うので、自分の心に従ってください(私は卒業証書は捨てて卒アルを残し、姉は卒アルも捨て、夫は卒業証書も卒アルも残していました)。自分の痛い日記とか出てきたら写メって友達に送ったりインターネットに載せるのもいいよ。成仏します(私は自分の痛い日記は全部残して今の家に持ってきました。何度読んでも心臓をバクバクさせることができるマジックアイテムなので…)。
この「カテゴリチェンジ」か「捨てる」の二択を、引き出しが全て空になるまでやり続けます。メチャクチャMP(気力)を使う作業なので、好きな音楽などをかけまくるといいです。
一番疲れるのが「なんかよくわからんもの」ですが、これは掃除の最初のほうに取り掛かるとよくわからなくてしんどくなるので、ある程度疲れてきて脳が自動的に判定をするようになってからとりかかったほうがいいです。だいたい捨ててOKです。
袖机を空にしたら机の上にも着手
袖机を空にしましたか? えらい! そうしたら机の上にも着手しましょう。イメージとしては車のワイパーみたいに全部落下させてしまってもいいくらいですが、たまに壊れ物とかがあって困るので袖机と同じく分類を繰り返します。
透明のカバー(机を汚さない用のやつ)や机用の世界地図などがあるようでしたら、それは捨てましょう(たまに現金とかはさんであるからちゃんと回収してね)。いわゆる机の天板が見えて、何も乗っていない状態になればOKです。
袖机は部屋掃除の最後の最後で使うので空の状態にしておきましょう。今回はここまで。おつかれさまでした!
余談:会社の机編
会社の机に関しては、基本いま会社の机がきちんと機能している人はそのままでよく、機能していない人は袖机を使ってはいけないという結論が出ています。しまった瞬間存在が消失する傾向があるので(私はこれです)、資料類は全部机の上に出しておくのがいいです。
会社机は全然きれいにできていないパーソンなので、読んでいて夢が広がる本を紹介しておきます。参考になりました。