「サイゾー」10月号「土方文学大賞」座談会に参加しました
「サイゾー」10月号の企画、「土方文学大賞」座談会に参加しました。
今回の「サイゾー」のテーマが「建築ゴシップ」ということで、その流れで(?)「土方(ドカタ)文学」を紹介し、大賞を決めようという趣旨の企画です。
企画主旨を伺ったとき、正直「世の中にはヤバイことを思いつく人がいるな…」と思いました(いい意味で)。
メンバーは石丸元章さん、海猫沢めろんさん、萩原富士夫さん、向井透史さん(構成担当のライターさんは辻本力さん)。皆さんそれぞれ文学や土方に詳しい方々です。
「肉体うずく土方文学大賞」という見出し、超クールですね……。
私は主に土方BLをゴリ押ししていました。
紹介した作品はこちら。
『建設現場に恋の花』うえだ真由
『空を抱きしめる』李丘那岐
空を抱きしめる [『空を抱きしめる』シリーズ作] (幻冬舎ルチル文庫)
- 作者: 李丘那岐
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2014/07/01
- メディア: Kindle版
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『その男、取扱注意!』成宮ゆり
その男、取扱注意!<その男、取扱注意!> (角川ルビー文庫)
- 作者: 成宮ゆり
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/03/21
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『埃まみれの甘いキス甘いからだ』萩野シロ
いちばん土方お仕事小説感があるのは『建設現場に恋の花』。シャブコンの話がある小説なんてめったにないぞ!!ちょっと逸れるかな~と思いつつ紹介したのが『その男、取扱注意!』です。
(しかしBL小説はKindleが充実していてメチャ便利だな…)
BL小説ってそれはそれはお仕事ものが多いので、あらゆるジャンルの「○○文学大賞」に滑り込める可能性があるのでは?と思いますね。
座談会のほかの皆さまはほとんどBLに接点がない方が多い(めろん先生は詳しいですが)ので、「これはちょっと土方文学とはズレるよね」というご指摘をいただいてもしょうがないかな~と思ったのですが、
「うんうん、これも土方文学だね!」
と迎えていただいたので、たいへんありがたかったです。
土方文学、どんな作品が大賞になったのか?
そもそも土方文学ってなんだよ??
その答えについては本誌、もしくは記事を読んでいただければと思います。
世界は広い……。