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FGO「空の境界」コラボでよみがえる、中学時代の同級生「エロゲーマスターNくん」の思い出

FGO(Fate/Grand Order)の「空の境界」コラボイベントがやってます。いや~~~素晴らしいですね。回線が重いというポイントはありますが、とにかく式がいい。両儀式を生み出してくれてありがとう。

これまでに比べて複雑になったイベント仕様も、私にとっては楽しいです。イベントポイント制よりもこうやって小さい目標をバンバンクリアしていったほうが個人的には飽きない…あ、でもイベント前半に全然さわれなくて、後半一気に巻き返しをはかりたい人にとってはちょっと苦しいかもしれませんね。

まあFGOはイベントごとにいろんな仕様を試してるので、また次回は違った感じになるでしょう。

 

さてはて空の境界。空の境界といえば奈須きのこの書いた小説でして、ちょっとミステリ的な技術も使いつつ書かれた伝奇ものです。

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(上) (講談社文庫)

 

 

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

 

 

空の境界(下) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

 

今は文庫で出直してますが、もとは同人誌。そして講談社ノベルス版が2004年に発売されています。

私は1990年生まれでして、2004年といえば14歳。名実ともに中二でした。奇しくもそのころは戯言シリーズがばかすか刊行されていたり、メフィスト賞がアツかった時期でして、ちょっとオタクっぽい少年少女は次から次へと講談社の魔の手に落ちていきました。

もちろん私もそのひとり…と言いたいところですが、ちょっと私が奈須きのこにハマった経緯は違いまして。

 

中学時代は私はれっきとしたオタクでしたが、全体的にオタクに優しい学校だったので、オタクともオタクじゃない人ともワイワイやっている中学生でした。で、ディープなオタク組の友達として、みんなから「エロゲーマスター」と呼ばれていたNくんと仲がよかった。

Nくんは中学生ながらエロゲーに精通していて(※本当はダメなのですが、一瞬目をつむっていただけるとありがたい)、彼の家にはエロゲがたくさんありました。放課後は男女8人くらいで彼の家に遊びに行き、漫画を読んだりエロゲをやったり格ゲーで遊んだりというのがおきまり。

そんな彼が私に激しくオススメしてくれていたのが「AIR」「Kanon」「魔法少女アイ」そして「月姫」でした。

 

彼はそれはそれはもう遠野秋葉を愛していて、「洗濯板最高」「妹に殺されたい」と毎日のようにアツく語っていました。ちなみに彼には妹はおらず、いるのは弟。

彼は同級生の女の子(貧乳)に淡い恋心を寄せていて、「やぎさん、僕は彼女に『兄さん』と呼ばれたいんだよ……」ともよく言っていた。それを聞くたびにみんなで「大変だな……」ってなってた。

 

そんな彼が「空の境界」の黒桐鮮花を嫌いなはずがない。「空の境界」が発売されてすぐに、「やぎさん早くあの本を買って読んでくれ、語ろう」と言い、主に鮮花とアルバの話をしていた(ちなみに同時期にゲーム版「Fate/stay night」も発売されていたが、凛のことは「好きだけど秋葉のほうが好き」という感じだった)。アルバはほら、好きな人に殺してもらえるキャラなので、彼はアルバにめっちゃ感情移入していた。

彼がいなくても、いつかはTYPE-MOONの世界に出会っていたとは思う。でもいちばん影響を受けやすい時期に出会うことができたのはまぎれもなくNくんのおかげだ。ちなみに私は小6から二次創作小説を書き続けていたが、奈須きのこと出会った辺りからいきなり「――」や「理想(ユメ)」といったエモにおわせ表記が増え始める。本当に影響を受けやすかったのだ――。

 

Nくんとは中3いっぱい仲がよかった。しかし高校は離れてしまい、連絡をとることもなくなった。今、Nくんはfacebookにはいないので、どこでどんなことをしているのか、どんな大人になったのかは知らない。

でも、NくんがTYPE-MOON作品から離れているとは考えづらい。きっと、というか絶対にFGOをプレイしているはずだし、今「空の境界」のイベントを林檎をかじって全力で回しているはずだ。

Nくん本当にありがとう。Nくんのところにセイバー式が召喚されますように。